日頃、様々な身体の不調を感じていませんか？？
最近多く見られる”スマホ姿勢”が背骨に大きく影響を与えている事をご存じですか？
私たちの身体は、大黒柱的な役割を持つ背骨に支えられていますが、日々の姿勢の悪さや、筋力の減少によって背骨にかかるストレスは計り知れません。
日頃の身体の不調は背骨ストレスが大きく関係してきます。
この症状こそ背骨ストレス！！
■メンタル不調や不眠
■頑固な肩こり・腰痛
■疲れが取れにくい・いつも疲れている
■背中・腰周りの厚み
■深呼吸がしずらい
不眠と背骨ストレスの関係
不眠の原因の1つに自律神経の乱れがあげられます。自律神経は背骨の中を通って、身体を活動させる交換神経と身体を休ませる副交感神経を構成しています。
その為、姿勢の悪さから背中が凝ったりすることで背骨にストレスかかかると交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、不眠やメンタルの不調がおこりやすくなります。
頑固な肩こり・腰痛の原因にも
デスクワークなどで猫背姿勢になっている人の身体の背中にかかる負担はとても大きいと言われています。きちんとした姿勢で立ったり座ったりする事ができれば身体への負担は少なくなるので、綺麗な姿勢を保つことが大切だと言われています。綺麗な姿勢とは背筋を伸ばすことだけではなく、頭の位置が重要になります。
頭の重さは約5〜7kgと言われており、猫背や、前傾姿勢になると5〜6倍の重さが首にかかってきます。首の筋肉が引っ張られれば背中や腰の筋肉も引っ張られます。筋肉は縮める動きよりも伸ばす動きのほうが大きな負担がかかり、背中や腰にかかる大きなストレスにより筋肉は硬くなってしまい、肩こりや腰痛を引き起こす原因になります。
姿勢を矯正し、頭の位置を改善することで首、背中、腰の筋肉を緩めることができ、肩こり、腰痛の改善にも繋がります。
疲れが取れない
疲労には精神的疲労感と肉体的疲労感がありますが、特に肉体労働をしたわけでも、激しい運動をしたわけでもないのに疲れがなかなか取れないという人の多くは、自律神経の乱れが大きくかかわっています。
特に精神的疲労感（ストレス）を感じると身体を元気にするために、身体を活動させる交感神経がフルで働き、身体全体が興奮状態になったり緊張状態となります。自立神経のバランスが崩れて交感神経が優位に立ち働き続けると、身体を休息させる副交感神経が充分に働けなくなるためしっかり身体が休まることができず、常に疲労感が抜けない状態になります。
背中や腰周りのお肉が取れない
猫背や反り腰、背中の姿勢が悪い人は背中や腰周りに脂肪が付きやすくなります。姿勢が悪いと腹筋が衰え、腰が落ちた状態になり腰回りに緊張感がなく、お腹から背中の腰回りに脂肪が付いてきてしまいます。
また、背骨の周りにはいくつもの筋肉がありますが、姿勢が悪いと筋肉がうまく使われず代謝が下がってします。代謝が下がると脂肪が燃焼しにくく一度付くと取れにくくなってしまいます。
呼吸がしずらい
猫背やスマホ姿勢、デスクワークなど首・肩・胸の周辺を緊張させた姿勢は、呼吸をしづらくします。
また呼吸は、背骨に沿って走る自律神経の支配を受けています。肩甲骨の間の背骨から出る神経は、肺や呼吸の働きを司っていまいるため、肩甲骨やその周辺の背骨・筋肉が凝り固まると、呼吸がしずらくなり息や胸が苦しく感じてきます。
背骨ストレスの改善法！
上記の事から、背骨にかかるストレスが様々なトラブルの原因であることが分かります。
日常生活の中で悪い癖は意識して治していかなければ治りません。正しい姿勢をこころがけ悪背骨にかかるストレスを解消していきましょう。
姿勢を正す
姿勢を整えるときに重要なのは、背筋を張らないことと肩甲骨を寄せないこと！正しい姿勢は体のどこにも余計な力が入らず楽な姿勢でる状態がベストです。
正しい立ち方
■耳から立つ・・・肩は耳からまっすぐ垂れた状態で、あごはやや上向きに（肩を後ろに反らすのはNG）。むねが前に出ないように力を抜く。鎖骨を開くように上腕を外側に回転させる。重心はかかとではなく親指側に。
正しい座り方
■坐骨に身体をのせる・・・椅子には字く腰掛け、骨盤をうしろに傾ける。（骨盤を立てて腰を反らすのが良い姿勢と思われがちですがそれはNG）お腹と胸に空気を入れるイメージで。
正しい歩き方
■耳・肩・足が一緒に出るイメージで・・・肩を左右にひねらない。みぞおちの奥にある大腰筋から足を動かすのを意識する。（腰から下だけを使って下半身だけで歩こうとするのはNG。バランスをとるため上半身に力が入ってしまい背中のコリの原因になります。）
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